OEMとは?小ロットからできるオリジナルアパレル

こんにちは。

丸田ししゅうの丸田です。

 

最近は寒くなったり暑くなったり、梅雨かと思ったらそうではなかったり忙しい天気ですね。

当社は基本工場なので、仕事が天気に左右されることはあまりないのですが

イベントを企画されている方などは、天気予報とにらめっこしたりして、頭が下がります。

 

 

今日はグッズ製作やアパレル業界でよく目にする

OEM

についてと、当社におけるOEM製作の強みについて解説していきたいと思います。

OEMとは?

 

OEMとは「Original Equipment Manufacturing」の頭文字で

他社のブランドや名義になっているものを代わりに製作することを意味します。

 

アパレル業界では非常に馴染みのある言葉で、自社製品を製作するにあたって

自前の設備や時間を節約する為に、専門の工場に製作を依頼するというのはよく聞く話です。

 

国内に限らず、海外の有名ブランドでも自社工場を構えて自社ブランドの商品を

自社の社員が全て自前で作っているというのはかなり小数派で

ほとんどがOEM製作を請け負っている工場に依頼をして衣類は出来上がります。

 

ちなみに先ほど紹介した全ての商品を自社工場で製作して、在庫の管理から販売までを

自社一括で行う仕組みをSPA(Speciality Store Retailer of Private Label Apparel)といいます。

 

SPAを導入している有名な企業としてはあのユニクロがあります。

アパレルは自社で在庫を持たずにOEMで必要な分だけを発注する

というのが定番なので、SPAで成功しているユニクロは業界でも異端児という位置づけです。

 

少し脱線しましたが、今回はOEMについてお話させて頂きます。

 

ちなみにアパレル以外でもOEMは幅広く活用されており

自動車だったりスマートフォンだったり食品だったりも

販売している会社が別の会社に製造を委託しているというのはよくある話です。

 

では丸田ししゅう(やっと登場!)がどんなOEMを行っているかについて

次のチャプターでみていくことにしましょう。

刺しゅう加工について

 

まず、簡単に当社を紹介させて頂きます。

 

社名:有限会社丸田ししゅう

創業:1988年8月

住所:茨城県結城市今宿100

電話番号:0296-35-2931

代表:丸田良一

 

社名からお察しの通り、現代表が立ち上げた会社で、創業から30年以上たつ老舗と言っても良い会社です。

 

社員は11名で、業界としては中堅どころという表現がぴったりでしょうか。

 

業務内容は刺しゅう加工全般を請け負っており、その技術力はある程度の定評があります。

(Googleで「丸田ししゅう」と検索してみてください)

 

当社の事業をわかりやすく言えば、刺しゅう加工のOEMになります。

 

刺しゅう加工というのは個人が行おうとすると非常に手間のかかるものです。

よく聞かれる一般的なイメージとしては針を手に持ってチクチクしていく

手刺しゅうを想像される方も多いかと思います。

 

ですが、趣味の範囲内にて行うならともかく、100人いる会社さんのユニフォームへの名入れや

販売用のグッズ200個などといった大きいロットを1点1点手作業で作るわけにもいかないですよね。

 

 

ですので、当社が行う刺しゅうは大量ロットに向いている機械刺しゅうになります。

写真のように刺しゅう台が何個も付いている業務用の機械とパソコンを使用して加工を行います。

一度にたくさんの加工ができるのが長所で、当社は大小合わせて9台の業務用ミシンを所持しています。

 

会社によっては小型の機械しか持っていなかったり、台数が少なかったりして

大きいロットのご注文には対応できない場合がありますが、当社ではそんなことはありません。

 

それでは次に当社でOEMを行う際のメリットを解説していきます。

 

 

丸田ししゅうのOEM

当社にてOEM加工を行う上で、ここは貢献できるという点を3点お伝えします。

 

①刺しゅう一本だからこそのクオリティ

当社はあれもこれもと手を出しているわけではなく、刺しゅう加工に特化したメーカーです。

その為先述した通り、機械は業務用の大型のものを複数台所持し

最新のものに随時入れ替えをしています。

 

また、人の面でも刺しゅうのデザイナーや加工するオペレーターの技術は

創業当時から積み上げられており、どうすれば刺しゅうが最もキレイにできるのかの判断は

プリントや他の加工にも手広く行っている工場に比べれば、相対的に高い水準をキープできているかと思います。

 

 

②業務用の機械で中量~大量生産に対応

当社では数量が多ければ多いほど加工単価を下げることができます。

 

その理屈としては枚数が多いほど、大型の機械にかけることで作業時間を減らすことができる為

加工単価を下げることができるというものです。

 

もちろん1000枚単位でのご依頼も可能で、その場合は相応の単価にすることができます。

 

とは言え、個人様からのご依頼を頂くことも多く、10枚/30枚/50枚といった区切りで

中量のオーダーの関しても数量割引を行いますので、その点は安心頂ければと思います。

 

③安心の国内工場で短納期対応

アパレルの二次加工メーカーは冬場は降雪による物流トラブルが発生しやすい北陸や東北地方に多い中

当社は茨城県結城市というところに工場があります。

 

東京から車で1時間半というアクセスの良さから

アパレルやグッズ製作の関係者の方には工場見学の依頼を受けることも少なくなく

使用する日が決まっているので、間に合わせてほしい!といった依頼にも応えることが可能です。

 

担当者の方の中には、以前海外の工場にグッズ製作を依頼したけど

イベント当日までに港に船が入ってこなかったとか、仕上がりがイメージと全く違かった

といったトラブルを経験された方もおり、国内工場での製作を希望される方も非常に多いです。

製作事例のほんの一部を掲示します。

ゆるキャラ刺しゅうタオル

カフェユニフォーム

ワッペン

 

特に2020年以降は新型コロナウイルスの影響でメイドインジャパンの傾向は強まっている印象で

石油価格の高騰や海外情勢の悪化も理由に国内工場の需要ま益々強くなっていくと考えます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

国内の刺しゅう加工に特化した加工メーカーは今はその数を大きく減らしていますが

当社のように元気が有り余っている会社もまだまだあります。

 

餅は餅屋に。

刺しゅうは刺しゅう屋に。

 

OEMにてオリジナルグッズ製作を検討しているなら、ぜひ一度丸田ししゅうにお問い合わせ下さい。

 

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